上下水道事業の広域連携に向けた取組

はじめに

 上下水道事業は、全国的に見ても、水需要の減少に伴う料金収入の減少等によって経営環境が厳しさを増す一方で、施設の老朽化が進展しており、安全・安心なサービス供給を行うためには、こうした更新や維持管理を適切に実施していく必要があります。本市においても、水需要の減少に伴う料金収入の減少や施設の老朽化の進展は避けられない問題であり、事業の持続性を確保するためには、人材の確保や経営の効率化などを通じ事業基盤を強化していくことが大きな課題となっています。
 これらの課題の解決には、他の自治体との広域連携が有効策の一つとされていることから、近隣の市町とともに、広域連携施策の推進に向けた研究・検討を行うこととしました。

ポンチ絵3

石川中央都市圏について

 本圏域は、金沢市・白山市・かほく市・野々市市・津幡町・内灘町によって構成されています。
 北陸3県及び石川県のほぼ中央に位置し、経済・文化・行政等の諸機能が有機的に強く結ばれています。

計画等一覧

石川中央都市圏上下水道事業広域連携ビジョン

【概要版】【本編】(PDF)(H29(2017)年2月策定)

石川中央都市圏上下水道事業広域連携基本計画(第2次)

【本編】(PDF)(R5(2023)年2月策定)

石川中央都市圏上下水道事業広域連携基本計画(第1次)

【本編】(PDF)(H30(2018)年2月策定)
【本編(改訂版)】(PDF)(H31(2019)年3月改訂)
【本編(改訂版)】(PDF)(R3(2021)年3月改訂)

取組内容

令和4年度

取組の成果

【上下水道災害時応急活動合同訓練】
  [実施日] 令和4年11月13日(日)
  [場 所] 野々市市南部・北部浄水場、野々市市立富陽小学校
  [内 容] 給水車への注水訓練、応急給水訓練
  [訓練者] 計19名(野々市市7名、金沢市4名、他4市町各2名)

【石川みらいの水連携塾】
  [実施日] 令和4年10月25日(火)・26日(水)
  [内 容] 地理空間情報システム(GIS)の操作・活用に向けた研修
  [参加者] 19名

【石川中央都市圏上下水道事業広域連携基本計画(第2次)の策定】
 石川中央都市圏における上下水道事業のさらなる連携を推進するため、基本計画(第2次)を策定しました。
  [策定日] 令和5年2月13日

石川中央都市圏上下水道事業広域連携基本計画(第2次)(PDF)

令和3年度

取組の成果

【上下水道災害時応急活動合同訓練】
  [実施日] 令和3年10月21日(木)
  [内 容] 各市町にて同日に給水車操作訓練・仮設水槽組立訓練などを実施
  [訓練者] 計60名

【石川みらいの水連携塾】
  [実施日] 令和3年10月7日(木)
  [内 容] 金沢市末浄水場の施設見学及び金沢市の浄水施設についての説明
  [参加者] 12名

【施工業者指定等事務の共同化】
 令和3年6月1日より、施工業者指定等事務の共同化を開始し、給水装置工事事業者及び配水設備工事業者の指定等に係る事務を金沢市に一元化しました。
 また、同日より電子申請による申請受付を開始及び令和3年8月1日より指定等に係る手数料のクレジットカード決済を開始しました。

 ⦿工事店の指定に係る申請のページはこちら

令和2年度

取組の成果

【施工業者指定等事務の共同化】
 令和3年6月より、連携市町(3市2町)の事務を以下のとおり金沢市に一元化することとし、事務の委託に関する議会の議決や規約の制定など必要な手続きを行いました。
〔目  的〕 事務の効率化、工事事業者の負担軽減
〔手  法〕 地方自治法第252条の14「事務の委託」
〔委託範囲〕 給水装置工事事業者及び排水設備工事業者の指定等に係る事務
〔施行日〕  令和3年6月1日

《イメージ》
事務の委託

【計画の改訂】
 これまでの検討結果を踏まえ、広域連携基本計画(第1次)(改訂版)の施策内容の見直しを行いました。改訂の主な内容は以下のとおりです。

●内容の見直し
 ・施工業者指定等事務の共同化

●項目の削除
 ・下水道管渠カメラ調査の共同化

詳しくは、こちらをご覧ください。

石川中央都市圏上下水道事業広域連携基本計画(第1次)(改訂版)(PDF)

令和元年度

取組の成果

【上下水道災害時応急活動合同訓練】
  [日 時] 令和元年8月25日(日)  6時50分~8時40分
  [場 所] 津幡町役場、津幡町中条公園
  [内 容] 給水車への注水訓練、応急給水訓練、下水道復旧訓練
  [訓練者] 20名(津幡町10名、他5市町各2名)

応急給水訓練の様子

【広域連携研修会】
  [日 時] 令和元年11月19日(火) 16時00分~17時00分
  [演 題] 水道情報活用システムの導入による広域化・効率化の推進
  [講 師] 経済産業省、株式会社JECC
  [参加者] 26名

経済産業省からの講演の様子

平成30年度

取組の体制

 広域連携施策の具現化に向け、従来の研究会を発展解消し、新たに「石川中央都市圏上下水道事業広域連携推進協議会」を設立しました。

〔名  称〕 石川中央都市圏上下水道事業広域連携推進協議会
〔メンバー〕 委員(PDF)
〔開催状況〕 活動経過(PDF)

H300819合同訓練
上水道災害時応急活動合同訓練(於かほく市)

取組の成果

 平成30年2月に策定した広域連携基本計画(第1次)について、今年度の検討結果を踏まえ、施策項目の見直しを中心に改訂版を策定しました。改訂の主な内容は以下のとおりです。

【項目の追加】
 ・維持管理業務の共同化に向けた検討
 ・施設の共同化に向けた検討

【項目の削除】
 ・計量器の共同調達

詳しくは、こちらをご覧ください。

石川中央都市圏上下水道事業広域連携基本計画(第1次)(改訂版)(PDF)

平成29年度

取組の体制

〔名  称〕 石川中央都市圏上下水道事業広域連携研究会
〔メンバー〕 委員及びオブザーバー(PDF)
〔開催状況〕 活動経過(PDF)

H290924合同訓練
上水道災害時応急活動合同訓練(於内灘町)

取組の成果

 広域連携ビジョンにおいて短期目標として5年以内に取り組むこととした施策を中心に、具体的な連携範囲やスケジュール等を示すものとして、基本計画を策定しました。

石川中央都市圏上下水道事業広域連携基本計画(第1次)(PDF)

平成28年度

取組の体制

〔名  称〕 石川中央都市圏上下水道事業広域連携研究会
〔メンバー〕 委員及びオブザーバー(PDF)
〔開催状況〕 活動経過(PDF)

第2回研究会 災害時応急活動合同訓練  

取組の成果

 中長期的な視点から、広域連携のあり方に関する基本的な考え方と施策の方向性を示すビジョンを策定しました。

石川中央都市圏上下水道事業広域連携ビジョン【概要版】(PDF)
石川中央都市圏上下水道事業広域連携ビジョン(PDF)

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