登録有形文化財 末浄水場

平成13年8月28日登録(登録番号第17-0043~0053)

緩速沈でん池(登録番号第17-0043~0045)

鉄筋コンクリート造水槽 面積 2,848㎡ 深さ 5.5~5.85m 昭和5年12月完成

下部の側壁は法面勾配1割5分で、隅に8m長の階段が築かれています。

コンクリートの伸縮作用に備え全体が12分割され、接手にアスファルトなどを用い水密性を高めています。

見学 水道0401

緩速ろ過池(登録番号第17-0046~0051)

見学 水道0402

緩速ろ過池浄水井と設計図面

1~6号緩速ろ過池(鉄筋コンクリート造浄水井付 面積1,375㎡ 浄水井面積 14㎡ 昭和6年6月完成)

屋上は正面開口部を凸型曲面で縁取り門柱型とし、4隅を曲面で仕上げています。

屋根は階段状造りで中央に小ドームを載せ、外観にアクセントを与えています。

見学 水道0403

緩速浄水集合井(登録番号第17-0052)と設計図面

緩速浄水集合井(鉄筋コンクリート造平屋建 建築面積26㎡ 昭和5年6月完成)

上屋は小判型平面で、側面に大小3つの半円アーチを配し、スパンドレルには円をモチーフとした浮彫をあしらっています。

「スパンドレル」とは

アーチ建築で、丸屋根と縦の柱の間にできる三角の隙間のことで、最初から設計されたものでなく、丸と棒の間にできた単なる隙間が次第に装飾上なくてはならないものになった偶然の産物。

見学 水道0404

緩速浄水ポンプ室(登録番号第17-0053)と設計図面

緩速浄水ポンプ室(旧塩素滅菌室 鉄筋コンクリ-ト造平屋建 建築面積12㎡ 昭和7年3月完成)

矩形平面の平屋で、各立面を柱型と梁型により縁取る特徴的な意匠でまとめられています。

見学 水道0405

登録有形文化財とは

保存及び活用についての措置が特に必要とされる文化財建造物で、文部大臣が文化財登録原簿に登録する建造物を指します。

これは、近年の国土開発、都市計画の進展、生活様式の変化等により、社会的評価を受けるまもなく消滅の危機に晒されている多種多様かつ大量の近代建造物を中心とする文化財建造物を後世に幅広く継承していくため、 届出制と指導・助言・勧告を基本とする緩やかな保護措置を講じるものであり、従来の指定制度(重要なものを厳選し許可制等の強い規制と手厚い保護を行うもの)を補完するものです。

詳しくは文化庁のページへ

文化庁

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